メールソフト設定方法「匠」
  1. HOME
  2. スパム対策

メールソフトのスパムメール対策

スパムメール(迷惑メール)は受信者の許可無く勝手に送りつけてくる悪質なダイレクトメールなどのことです。語源はアメリカで売られている塩漬け肉の缶詰「SPAM」。「こんなもん誰が食うか!」とうところから名付けられました。(実際食べると美味しいんですけどね)。

迷惑メールイメージ実はメールの80%以上がこのスパムメールらしく、スパムメールが無かったらメールサーバーはスカスカなのではないか?というくらい大量に送信されており、インターネット界におけるなかなか解決できない大問題の1つでもあります。

昔はこれらのスパムメール対策は個人でソフトを購入するなどして対策するしか方法はなかったのですが、最近ではプロバイダー側が無料でアンチスパムソフトの提供をしていたり、数百円という破格値で提供してくれる事も多くなりました。排除率も高くなっているので、個人の方はこうしたサービスを上手く利用すると良いでしょう。ただし、無料または少額ソフトは、最新のスパム対策にアップグレードされるのが遅いので、ビジネスで利用中の方や、プロの方などは有料のアンチスパムソフト等を購入して利用された方が効率良く排除することができると思います。

ちなみに弊社はノートンインターネットセキュリティーを使っていますので、迷惑メールをはじめ、フィッシングサイトなども警告・遮断してくれますので創業以来感染したことは無いです。

使用中のメールアドレスにスパムメールを届かなくする方法

昔から使っているメールアドレスなので変えるわけにもいかない。けどスパムメールは撃退したい!という方もいらっしゃると思います。そういう方は「メールアドレスの仮死作戦」というのがあります。

スパムメールはロボットによって送信されているのですが、中にはメールアドレスの存在が無くなっていて「このアドレスは使用されていません」というメッセージが返信される事があります。送信元のロボットは受信できないメールアドレスをデータベースから削除して送り直す場合が多い。というところを逆手に取ります。

手順は非常に簡単で、一度メールアカウントそのものを削除してしまいます。理想はこのまま1ヶ月程度未使用にしておくと大半のスパムは届かなくなるのですが、できなければ1日でもそれなりに来なくなります。ある実験ではメールを使用しない夜間だけ仮死状態にしたら10%程度スパムが減りました。土日の2日間だと18%程度減少しました。

この方法は独自ドメインなどを設定しており、自由にアカウントの追加や削除などができる方向けですが、古いメールアドレスにスパムメールを届かなくする方法としてはかなり有効です。復活させることを忘れないよう注意してください。

メールアドレスを使い捨てにしよう!

最近ではこうしたスパムメールにうんざりしている方も多く、メールアドレスを使い捨てにしてる方も増えています。重要な機関に登録している場合はそこの情報も書き換えなければならないので面倒ですが、そうでない場合は1年に1度、メールアドレスを変更してしまうのも1つの手段です。

使い捨てメールの作り方

  1. プロバイダーなどから新たにメールアドレスをもらう。
  2. 格安のレンタルサーバーを申込む(ロリポップのコロリプランなど)。
  3. 独自ドメインを取得する。
  4. レンタルサーバの中に独自ドメインを割り当てて、メールアカウントを作成する。
  5. しばらく使用していて、スパムメールが増えたら@マーク以前のアカウント名部分だけを変更する。

方法はこれだけです。@マークより前のアカウントを英単語にするとスパムメールはたくさん届いてしまいます。これはスパムメールを送るロボットが辞書を使ってランダム送信しているためです。ちなみに最もスパムが多く届くアカウントは「info@」ですのでこれは絶対に避けましょう。

ですので日本語のローマ字読みや、英単語の略称などだと届きにくくなります。例えば「toiawase@」とか「moushikomi@」とかです。