メールソフト設定方法「匠」
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電子メールのしくみ

電子メールの仕組みはいたって簡単です。Aというパソコンで作成した文章をBというメールサーバーに送信して、そこを経由してCというパソコンに送る。これだけです。この送受信の際にメールサーバに対して本人かどうかを確認するために必要なのがアカウントとパスワードを使った認証という作業になります。この認証はメールソフトを最初に設定してしまえばその後はいちいち入れる必要はありません。メールサーバーは局留めみたいなものなので、Cさんがパソコンやスマホの電源を入れ、メールソフトを立ち上げると自動で流れてきます。

メールの流れ

実は自分宛に送っても届きます!

よく聞かれる質問ですが「どうして自分宛にメールを送信したら自分宛に届くの?」というのがありますが、上記のようにメールサーバが間に入っているので自分宛でも届くのです。送信したメールは一度メールサーバに届き、自分宛に送信されてきます。ですので、設定後にテスト送受信するときなど、相手がいなくても良いわけです。

すぐに届かない!タイムラグがあるのはどうして?

通常メールは送信したら30秒もかからず相手方に届きます。ただし、中継しているメールサーバーや途中の回線が混雑していると数分から数十分、ひどいと数時間遅延することがあります。よくあるのは災害時などに周辺で一斉に送受信が繰り返されたり、海外などから大量にメールが送信されてきたりした時などに起こります。特に後者の場合、メールサーバはセキュリティーの関係上、一時的に稼働を停止させたりします。この場合は原因究明に時間がかかるので復旧までには数時間を要します。

メール設定に必要な情報

各メールソフトによってアカウントの追加方法まではバラバラですが、設定に必要な情報はどのソフトも同じです。メールアカウントを追加する際はこれらの情報を事前に集めてから行います。

メール設定画面

ユーザー情報
【名前】相手先に通知するあなたのお名前を記入します。
【電子メールアドレス】あなたの電子メールアドレスを記入します。

サーバー情報
【アカウントの種類】基本はPOP3です。
【受信メールサーバー】受信するためのメールサーバー名です。
【送信メールサーバー】送信するためのメールサーバー名です。

メールサーバーへのログオン情報
【アカウント名】ログイン時のアカウントです。
【パスワード】パスワードです。

これらの情報は、プロバイダーなどから送られてくる登録情報などには全て記載されていますので無くさないように大切に保管しましょう。